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  • コラム
  • 姫野桂
  • 2020年7月7日

自分を見失っていない? SNSとの上手な付き合い方

生きづらさから不幸マウンティングする人も

最近話題になっているSNS上での誹謗中傷。実際に弁護士に依頼し、裁判を起こした例もありますし、先日は格闘家の女性がネット上での誹謗中傷に悩んだ末、自死してしまう事件も起こりました。匿名なので言いづらいことを発信できるメリットがある反面、顔や名前がわからないことを良いことに人を傷つける発信をしてしまう危険性もあります。SNSを利用する人たちは誰でも加害者になる可能性が潜んでいるのです。

そして、ネット上には精神疾患などで生きづらい人が集まるコミュニティが存在しています。それ自体は心の拠り所となりとても良いことだと思うのですが、生きづらい人はそこだけに依存しがちな部分があります。以前の記事でも書きましたが、一つのコミュニティだけでなく居場所はいくつか持っておくと、一つの場所に依存して誰かと衝突をしたり、他人と比較して自分で自分を生きづらくしてしまうことを防げます。

特に、不幸マウンティングには要注意。先日私も、処方されたADHDの薬をとあるSNS上に上げたところ(メンタルに関する専門家や精神科医もお友達にいるので)なんと、薬のミリ数のマウンティングをしてくる当事者に出会いました。「自分はもっと多いミリ数の薬を一日に何度も飲んでいる」と。本来なら、薬は飲まない方が健康の証です。しかし、生きづらくなってどうにもこうにも立ち行かなくなっている人は、自分より生きやすそうに見える人を見下したくなるようです。

ちなみにマウント行為は主にゴリラなどの動物が行う行為なので、マウンティングされた場合、「あ〜、この人はゴリラなんだなぁ」と生暖かい目で見守ってあげるのがいいと、精神科医でYouTuberのSidow先生が言っていたので参考にしてください。

炎上商法は反応したら負け

また、ネット上は情報に溢れています。その情報に飲まれないようにするのも大事です。以前、私も飲まれかけていてつい、その情報に反応して攻撃的な発信をしてしまったことがあり、友人に警告されました。

以前、Twitterで炎上商法の人に反応したことがあったのですが、あれは反応したら負けです。反応したら相手は喜んでもっと炎を振りかざしてきます。そうやって人が反応することで自己憐憫に浸りつつ、記事やブログなどのPV数を稼いで、裏ではニンマリと指でお金のサインのリングを作っているのですから。「出る杭は打たれるけど出すぎると打たれない」と言われますが、炎上商法の人が打たれまくっているのを見ると、あえて出過ぎないようにしているようにも見えます。出すぎてしまうと人が見向きもしなくなり稼げなくなってしまいますからね。

一時期、炎上商法の人へ反応していたら「そんなことしてたら姫野さんの価値まで下がっちゃうよ」と言われたので、最近は「何やってんだこの人」と冷ややかな目で眺めるだけにとどめています。炎上商法で稼いでいる人以外、炎上は極力避けたいものなので、反面教師にしましょう。

コロナ禍の今、仕事を失ってしまったり、楽しみにしていたイベントが延期になってしまったりと、心身ともに悪影響を及ぼしている人も多いと思います。そうやって精神が不安定になっているときは判断力も落ちていることが多いです。あまり考えずにすぐに反応して攻撃的なリプライをしてしまったり、それこそ不幸マウンティングをしてしまったりします。

判断力が鈍っているときのSNSは要注意です。そこから炎上して取り返しのつかないことになってしまったり、自分が誹謗中傷の加害者になってしまうケースもあります。ときおり、誹謗中傷していたり、著名人に殺害予告をした人が逮捕された時の映像がニュースなどで流れると、無職の人だったり普通の主婦だったりします。きっと彼ら、彼女らは孤独や生きづらさからどうにかして注目を浴びたくなっていたのだろうと想像できます。生きづらさと向き合い、折り合いをつけることができれば生きづらくても加害者側にはなりにくいです。

最近、SNSでしか何かを発信していないな、SNS上にしか居場所がいないなと思った方は要注意。インターネットの波に飲まれて自分を見失っていないか、一度振り返ってみてください。SNSは公開日記です。あなたは世界中の人に見られてもいい日記を書いていますか? ちなみに私はシモネタも書いています。

銭湯でプチデジタルデトックス!

今や多くの人がスマホを持っており、必需品でもあります。けれど、スマホがあるせいでいつ仕事の電話がかかってくるかわからずプライベートな時間が削られてしまったり、「こんな素敵なランチを食べた」と、仕事中や人と会っている最中であったとしても今すぐSNSに投稿したい気持ちも湧いてきます。

ときどき、デジタルデトックスとしてスマホに触るのは1日数回までとか、スマホを解約してガラケーにした、というストイックな人もいますが、私がオススメするのはプチデジタルデトックス。名付けて銭湯デトックスです。銭湯の更衣室や浴室では基本携帯電話の操作は禁止。ロッカーに預けて全力で湯船やサウナでリラックスすると、自ずとSNSのことなんて忘れられます。今、コロナの影響でスーパー銭湯は休業しているところもありますが、昔ながらの銭湯は通常営業を始めたところが増えてきました。入浴している時間は数十分でも、気持ちの面ではかなりデジタルデトックスできていると実感しています。

もう一つオススメなのが、自分だけしか見ない自分だけの書き殴りノートを作ることです。私は本来なら取材用に買ったノートのサイズを間違えてしまっていたので、それに活用しています。何か怒りや悲しみの感情が募った際、まずはそのノートに感情を思いっきりぶちまけて書き殴ります。そうして、時間が立つと自然とその怒りや悲しみがおさまっていたり、解決法が見えてきたりします。一種のアンガーコントロールと言えそうです。この感情をいちいちSNSにぶつけていたら、それは炎上の素です。でも、自分しか見ないノートならば何を書いたってかまいませんし加害者にもなりません。

今回は自戒も込めてSNSとの付き合い方について綴ってみました。生きづらさとSNSの相性は良いです。でも、悪い面もあります。「そこそこ」を目指して自分が情報の波に飲まれていないか、ときおり俯瞰して見てみてください。

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