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  • コラム
  • NPO法人アンリーシュ
  • 2020年1月31日

新型コロナウイルスを正しく知る~わたしの中の不安の正体~

連日ニュースで取り上げられている新型コロナウイルス。皆様はしっかり対策していますか?わたしもTVニュースにしたがって手洗いうがい・マスク着用をこころがけています。しかし、原因不明の新型ウィルスと報道されると、「本当にそれだけの対策で大丈夫なのだろうか?」と漠然とした不安があります。

今回の新型コロナウイルスについて、わたしと同じように不安を感じている方も多いのではないでしょうか。この記事が皆さんの不安解消の一助になれたら嬉しいです。
※上記画像、youtube ANNnewsCHより

怖さや不安の正体は「知らないこと」

先日と友人とランチにいったとき「コロナウイルスこわいよね」と話題を振られました。彼なら何か詳しいことを知っているかもと思い「あんまりよくわかっていないんだ、教えて」と聞いてみました。返答は「俺もよくわからないけど、中国で流行ってるから日本で流行るのも時間の問題らしい」というものでした。わたし自身もなぜ自分が不安なのか理解できていなかったのですが、彼との会話の中で一つ気づきがありました。

怖さや不安の正体は、「
情報を知らないこと」という気づきです。
詳しく知らないのに調べもせず、なんとなく避けてしまったり、勝手に不安になってしまうといった経験は誰もが一度はあるかと思います。でも「知らないこと」自体が実はとても危険なことのように思います。

  • まずは自分で調べてみる

その日からわたしは、なんとなく聞き流していたニュース、読み逃していた新聞を意識して聞く・読むようにしました。わたしが情報を追う上で意識した点をこの3点です。

  1. 数字をみる
  2. 他の感染症事例と比べる
  3. 情報の出どころを確認する

それではわたしがチェックした情報を一緒にみていきましょう。

新型コロナウイルスについて数字で把握する

1/28時点の中国国内感染者数は累計5974人に達しており、前日から1459人増えています。死者数は前日から26人増え、132人となっています。

  • 感染者数

感染者数について、他の病気事例と比べてみます。2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)をみてみます。
新型コロナウイルス:5974(中国国内)
SARS:5327人(中国国内)
今回の新型コロナウイルスの方がすでに感染者数が多いことがわかります。18年前、SARSが流行していた時期を鮮明に覚えています。連日たくさんの報道が流れていました。感染者数を知ることで今回の報道の多さも納得できますね。

  • 感染力

新型コロナウイルスの感染力について、一人の患者から平均2.6人の患者にうつっていると英国研究チームが発表しています。感染力について他の事例と比べてみましょう。
新型コロナウイルス:約2.6人
インフルエンザ:約2人
インフルエンザよりも広まりやすいのです。わたしの身の回りの噂では簡単にヒトからヒトへは感染しないと聞いていたので、ビックリでした。手洗いうがい・マスク着用の重要性が理解できました。

  • 致死率

致死率は感染者数の内亡くなった人数の割合です。新型コロナウイルスは現状で2.3%という発表がありました。
新型コロナウイルス:2.3%
SARS:10%
わたしの主観になってしまうのですが、数字をみて少し不安が解消されました。それまでは感染したら50%くらいの確率で死んでしまうのではと思い込んでいました。自分の中で勝手に不安が膨れ上がっていたのかもしれません。またこの2.3%という数値も、病院にかかることが出来ないほどの事態が発生している地域も含んだ中国でのデータですので、実際はもっと低くなる可能性もあります。

  • ウイルスについて

調べていく過程で新たなことを知りました。ウイルスは変異するのです。どういうことかと言うと、現時点では新型コロナウイルスは致死率2.3%くらいのウイルスですが、今後人を攻撃するのに適したウイルスに変化していく可能性があるということです。これについては常に最新の情報をチェックしていくしかなさそうです。

以上、わたしが今回調べた情報でした。厚生労働省国立感染症研究所からの報告を参考にしています。

新型コロナウィルスのフェイクニュースに注意しよう

各国で嘘の情報がSNSをメインに拡散しているようです。こういったフェイクニュースに対して政府は注意を呼びかけています。例えば、「関西空港に武漢から来た観光客から咳と熱を検知し、病院へ搬送したものの検査前に逃げた」という情報がネット上で拡散しました。



この情報は事実無根で、厚生労働省関西空港検疫所は「そのような事実はない」と否定しています。また大阪府の吉村洋文知事も、1月24日午後、こうした情報を広げていたまとめサイト「Share News Japan」の記事を取り上げてツイートし、「この情報はデマです」と指摘しました。

真偽の見分けがつきにくい中、わたしたちはどうすればいいでしょうか。ニュースの読み手として、いちいち情報の真偽を確かめるのは難しいですよね。そこでわたしが意識していることをお伝えします。

  1. そのニュースが自体が情報の出どころを明らかにしているか確認する。(出典など)
  2. 出どころが公的機関かどうか確認する
  3. 気になれば実際に公的機関のサイトを見に行く・電話で問い合わせる

例えばテレビニュースで「国内で発症者が出ました」と聞きました。その際ニュースキャスターが「厚生労働省によりますと・・・」と言っていたので、厚生労働省のHPにいってみます。すると症例報告は詳細にアップされていました。症例報告(6例目はこのように報告されています。

症例報告の概要

(1)年代: 60代
(2)性別: 男性
(3)居住地: 奈良県
(4)症状、経過:
1月14日 悪寒、咳、関節痛あり。
1月17日に奈良県内の医療機関を受診し、各種検査異常なく経過観察。保健所に連絡。
1月22日関節痛あり、咳症状増悪。
1月25日に再度受診し、医療機関から保健所に相談し、胸部レントゲン検査により両側下肺野に所見を認めたため、調整の上、奈良県内の医療機関に入院。
1月26日に検体を送付。
(5)行動歴:
1月8-11日に武漢からのツアー客を、運転手としてバスに乗せた。
1月12-16日に別の武漢からのツアー客を、運転手としてバスに乗せた。

ここまで情報を追うことができれば正しい情報と判断していいでしょう。また多くの人が感じる疑問点に関して新型コロナウイルスに関するQ&A|厚生労働省にもまとまっていたので、ぜひ見てみてください。そして都道府県によっては電話相談窓口の設置が発表されています。

  • 新型コロナウイルス電話相談窓口開設の発表があった公的機関(一部

厚生労働省(電)03・3595・2285
神奈川県 (電)045・285・0536
大阪府  (電)06・6944・8197
埼玉県  (電)048・830・3557

上記該当以外の方もお住まいの地域で電話相談が可能な場合があります。各自治体HPをお調べください。

まとめ

いかがでしょうか。わたし自身、自分から情報をとりに行く前と後では不安感が大きく減りました。特に数字で判断することで余計に不安になってしまっていた自分に気づかされました。また、調べたことによって実感をもって新型コロナウイルスへの対策ができます。やはり手洗いうがい・マスク着用の徹底ですね。

そしてウイルスの枠を超えて、不安なことがあったらまずは情報を集めることの大切さを学びました。皆さんもぜひ参考にして、日常生活に活かしてみてください。それでは。

 

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