この連載は、漫画家/イラストレーターとして活躍する吉本ユータヌキの、パパとしての子育て奮闘記を絵日記にしています。
4歳の娘にとってパパは、
毎日部屋にこもってお絵描きしている人って認識みたい。
そりゃまだ”職業”なんてものがわかっていないから仕方ない。
だから、いつかわかる日が来るまではそれでいいんです。
お友達に話すときに変に伝わらなかったら、全然それでいいのよ。
こんなことがあってから、自分が小さい頃は
親がどんな仕事をしてるか知らなかったな~ってことを思い出しました。
僕が小学校ぐらいのとき、父親はたまに昼間突然家に帰ってきて、
ゴロゴロとテレビ観たりしてたから、ずーっと余裕ある会社の社長をしてると思ってた。
けど、今思えばあれたぶん外回りサボってたな。
そう思ったら、自分も子どもたちが大きくなった時に、
勘違いされないようにしっかりと説明できるような仕事をしておかないと!
パパがタヌキの姿の漫画…大丈夫かな…心配になってきた。
吉本ユータヌキ
大阪生まれのイラストレーター、漫画家。2児の父親として自身の子どもの観察記録や趣味の音楽や食べることなどをテーマに漫画を描いています。
著書に『おもち日和』(集英社)などがある。
Twitter @horahareta13(https://twitter.com/horahareta13)