今回取材させていただいたのは、パラリンアートアーティストとして活動する、志方弥公さん。
今回の作品に描かれているのは、「コットン」という架空の志方さんオリジナルキャラクター。
志方さんの作品に度々登場しますが、その作品は「コットン」が意味合いを持ち、
コットンがいて作品が完成するものとなっています。
彼女のアートはどのように作られているのかを聞いてみました。
いつもどんな場所で絵を描くのか
アトリエで描いています。
私だけの部屋で、誰にも邪魔されない秘密のアトリエを借りています。
ひとつの作品にかかる所要時間
作品の大きさにもよりますが、複数の作品を同時進行で制作するため、
1カ月ほどかかることはざらにあります。
どうして絵を描くのか
文字だけでは伝えきれない、奥深いメッセージを視覚で表現したくて描いています。
文字だけだと限定的に捉えられがちですが、絵の場合は毎日の感情によって
イメージする印象が変わる不思議なコミュニケーションツールです。
そして、それを観る方々の感想を聞いて、次の制作の肥やしにするのが楽しみなのです。
どんな気持ちで絵を描くのか
どんな気持ちの瞬間でも、その時その時の経過は紛れもなく本物であり、生きた証。
どんな私でも描き続け、長いスパンでの作品の変移も眺めるために、延々と描き続けています。
ここが他の人とは違う!など、こだわりはありますか?
みんなそれぞれ違って当たり前なので、あまり考えたことはありません。
ただただ、私そのものを見つめ、表現しきることを目標にしています。
その結果が私の残した個性だと思っています。
あなたにとってアートとは?
自分にとって「美しい生き方」とは何か?を考えながら生き、
その日々を紡ぐものだと思っています。
インタビューを通じて、志方さんのアートの世界観が伝わってきました。