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  • 2020年5月29日

【SDGsな人々#7】ITの技術を使ってオフィスでのランチ環境を改善!株式会社GeNEE 日向野卓也さん

アプリで注文してから、20-30分でオフィスにランチをお届けできる即配型のランチデリバリーサービス『DeliEats』を運営する、株式会社GeNEEの代表取締役社長、日向野卓也さん。

都心のオフィスでよく耳にする就業中の休憩時間に昼食がとれない「ランチ難民」問題。

この問題をITの力で解決を目指す日向野さんに、事業内容と今後の展望を伺いました。

”ランチ難民の救済”と”飲食店の廃業ストップ”をめざす

———『DeliEats』をはじめたきっかけを教えてください。

大学院時代、ランチは大混雑の学食か周辺の飲食店に行くことが多かったのですが、昼休みが45分しかなく3限目の授業に間に合わないことが多々ありました。

その時に”指定時間に美味しい状態でランチを届けてくれるサービスが欲しい”と思ったこと。それと同時期に近所の馴染みの飲食店がいくつか閉店になってしまい、飲食店の廃業率の高さを目の当たりにしたことがきっかけで、「ランチ難民」と「高い飲食店の廃業率」これらの社会課題を解決したいと思うようになりました。

最初は大学のあった神奈川県・横浜市の日吉でスモールスタートしましたが、各企業へのヒアリングを重ねてみると、オフィス街でも同様の問題を抱えていると知り、都心部で企業向けにサービスを展開することにしました。

———『DeliEats』の強み/競合他社との違いはなんでしょうか?

作り立てランチの美味しさ、豊富なラインナップ、レストランと顧客を繋ぐフィードバックシステム、とりまとめ業務の簡素化、の4つが『DeliEats』の特徴です。

他にもオフィス向けにお弁当の配達をしている同業他社はたくさんありますが、会社ごと担当の方が個数をとりまとめて発注するというのが一般的な方法です。

・・・これ、簡単そうで結構時間がかかるんですよね。

弊社のサービスは、各個人がアプリで注文でき、注文をとりまとめる必要がありませんので、そこにかかっていた時間を有意義につかえるようになります。

また、メニューの種類が豊富で作りたてのおいしいランチを届けています。

口コミ評価の高い複数の店舗・レストランと契約し、ユーザーからの評価を大切にメニュー開発をしており、日々質の高いランチを素早く・無駄なく提供することを目指しています。

これはSDGsのゴール「9、産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に寄与できていると考えています。

———サービス開始から3年。環境/事業内容の変化はありますか?

正直、このコロナ禍で在宅勤務が増えた関係で、オフィスランチの売上は減少しました。

ランチは日常的に絶対に必要なものなのでDeliEatsのサービスはもちろん継続していきますが、それとは別に飲食店の廃業を止めるために、単発のクーポン発行サービスや、飲食店のオーナーと開業したい人を繋げるサービスのアプリを開発中で、今年中にこれら2つのアプリをリリースしたいと思っています。

このようなことが再び起きても売上を維持し、持続していけるような事業を増やしていきたいと思っています。

”うれしい”の声が何よりもモチベーション

———この事業をはじめて、やっててよかったなと思うことはありますか?

ユーザーの皆さんから「美味しいランチをありがとう」という声をいただいています。

1時間ほどしかない昼休憩で、効率よく美味しいランチを提供するというサービスに価値を感じていただけてることを実感し、やってて良かったと心から思います。

私も販売スタッフと一緒にお客様の会社へ販売に行くことがあるのですが、先日お得意様の社長からも「本当にありがとう」と御礼を言われました。

エンドユーザーの皆さんだけでなく経営者側の立場でも価値を感じていただけているようで、ますます販売に気合が入りました。

———飲食店側からのうれしいの声はありますか?

「売上があがった」と皆さんにおっしゃっていただいています。

飲食店の収入は昼のランチと夜のディナーがメインでしたが、朝の時間を使ってオフィスランチを調理することで、第三の収入を得る機会を提供できています。

これは、飲食店の廃業という社会課題を解決することに繋がっていると思っています。

———事業の運営で難しいと感じることは何ですか?

ユーザー/飲食店/弊社 三方良しを目指しておりますが、価格設定のバランスを取るのが一番苦労するところです。

メニュー開発に加え、食材の仕入れや提供するパックや備品について意見交換会を開き、どうしたら価格を抑えて美味しいランチを提供できるか日々研究を重ねています。

今、食べたその場で簡単にユーザーさんからフィードバックがもらえるアプリを開発しています。この評価は飲食店側にも情報を共有し、価格/内容の両面から、お客様の食べたいランチの最適化ができるように努めています。

今後はフードロスを解消するビジネスモデルを作りたい

———日向野さんが今後取り組みたいと思っている社会課題はありますか?

フードロスを解消するサービスが少しずつ広がっていて、それにとても興味があります。

廃棄される食材を、貧困地域に届けるようなビジネスモデルを作れたらいいなと考えています。

まだ構想段階でサービス化はできていませんが、SDGsのゴール「2、飢餓をゼロに」に寄与できるよう、これからも動いていきたいと思っています。

 

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