海辺で遊ぶ小人達

小人たちが海辺で遊ぶ様子を、鉛筆のみで描きました。
貝殻やヒトデ、ヤドカリ、流れ着いたボトルメッセージや模様の入った陶器の欠片など、小人の視点ならではの“大きな世界”を表現しています。

〜ストーリー〜

小人たちが浜辺で思い思いに遊んでいます。

手前の少年と少女は、砂浜に流れ着いた綺麗な陶器の欠片を見つけて、楽しそうに眺めています。
そこから少し離れた所に、一人の女の子が切なそうに佇んでいます。
彼女はこの男の子に片思いしており、ハート形の砂をプレゼントしようと思っていたのです。

大きな貝殻に潜り込もうとする男の子や、砂浜でぐっすり寝そべる太っちょ君、優しいヤドカリと遊ぶ女の子たちの姿も見えます。

後方右側では、３人組がビーチボール代わりにスーパーボールで遊んでいます。
「足元、気をつけてね」と声をかけたくなるような場面です。

一方、後方左側では、少年少女が流れ着いたボトルメッセージを不思議そうに覗き込んでいます。
中にはどんなことが書かれているのでしょうか？
楽しい物語が今にも始まりそうな予感です。

作家名田村健

1996年生まれ。発達障害（ASD）の当事者。 3歳から絵を描き続け、2016年にパラリンアート登録アーティストとなる。登録後は NHK「みんなのうた」への作品提供、エポスカードデザイン、DAISO・NTT・NECのカレン...

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