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労働問題

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仕事を辞めるのは逃げ?逃げ癖の直し方も徹底解説!

仕事を辞めるのは逃げ?逃げ癖の直し方も徹底解説!

仕事を辞めるのというのは、社会人として大きな決断のひとつです。

仕事を逃げるように辞めれば今後のキャリアに悪影響となり、仕事を前向きに辞めれば良いキャリアを歩める。

そのような考えから、今の仕事を辞めるのは逃げなのか不安な方も多いでしょう。

この記事では、仕事を辞めるのは逃げなのか、逃げ癖の直し方も含めて徹底解説します。

この記事で分かること

仕事を辞めるのは逃げなのか

仕事を辞めて逃げた方が良いパターン

仕事を辞める逃げ癖を直す方法

仕事を辞めるのは逃げなのか?

仕事を辞めるのは逃げなのか?

仕事を辞めるのは逃げなのでしょうか?

答えはみなさんの状況次第で変わるでしょう。

ここでは、仕事を辞めることは逃げなのかについて具体的に説明していきます。

逃げかどうかの3つの判定基準

逃げかどうかの判定基準となるのは、退職理由がネガティブなものかどうかでしょう。

主な判定基準となる3つの視点について、それぞれ解説していきます。

①仕事に満足しているか

今の自分がやっている仕事に満足しているでしょうか?

仕事の満足度は主に以下の3つの軸で判断しましょう。

  • 仕事内容に満足しているか
  • 待遇に満足しているか
  • 人間関係に満足しているか

これらに満足していない状態で仕事を辞める場合、それは逃げではなくより良い職場を見つけるための前向きな退職だと言えるでしょう。

②将来的に後悔しないか

例えば、何か挑戦したいことがあったとして、今の仕事ではそれを実現できないとするとどうでしょうか?

今は後悔しないかもしれませんが、将来的に今の仕事を続けることで後悔するかもしれません。

将来的に後悔する可能性がある仕事であれば、辞めることは逃げではないでしょう。

自分に合った仕事を見つけるための過程だとすれば、むしろ良い退職だとも考えられます。

③自分が変えられないことに悩んでいないか

人間には「自分が変えられるもの、影響できること」と「自分では変えられないもの、影響できないこと」があると言われています。

もしも、自分では変えられないものや影響できないことに悩んでいる場合、仕事を辞めることは逃げではないと言えるでしょう。

自分で変えられないものはどうしようもありません。

その場合は、別の会社に転職してしまう方が解決の近道となります。

逃げ癖についての世間の認識

エン・ジャパンが公開している「退職代行」実態調査によると、退職代行サービスの利用経験がない人が退職代行を利用しない理由について、「仕事からの逃げ癖がつきそうだから」という回答が10%程度となっています。

仕事を辞めることについて、逃げ癖を意識している人は一定数いるということです。

石の上にも三年と言いますが、「辛いことも辛抱すれば好転の芽が出てくる」という思いもあるのでしょう。

辞めることと続けることの心理的な矛盾と戦うのは、避けられないのかもしれません。

仕事がきついときこそ逃げずに戦うのもあり

日本で社会的に成功者と認められている人物は、必ずと言っていいほど「猛烈に仕事をした時期」を経験しています。

それが正義ではありませんが、仕事で何かを成し遂げたいと思っているのであれば、逃げたい気持ちを抑えて戦うことも重要でしょう。

仕事がきつい場合の原因と対処については『【もう限界】仕事がきついと感じる原因と3つの対処法とは?』で解説しています。

仕事を辞めて逃げた方が良いパターン

「逃げちゃダメだ」という有名な言葉がありますが、仕事においては「逃げなきゃダメだ」ということもあります。

ここでは、仕事を辞めて逃げた方が良いパターンを紹介していきます。

  • ハラスメントが横行している
  • 会社の業績が悪い
  • 心身に悪影響が出ている

ハラスメントが横行している

職場でハラスメントが横行している場合は、仕事を辞めて逃げた方が良いでしょう。

ハラスメントが当たり前になるような会社は、その体質に大きな問題を抱えていることが多いです。

会社の体質から変えていくというのは、時間も労力もかかります。自分ひとりの力では難しく、さまざまな人の力を借りる必要もあるでしょう。

このような根気強い作業をしてまで会社を変えたいという強い意志がない限りは、辞めて別の会社に転職した方が得策です。

自分の時間は有限なので、早く決断してハラスメントが横行している職場から逃げましょう。

会社の業績が悪い

業績が悪い会社では、リストラや取引先との揉め事など、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。

事業を営んでいる以上は、業績が良いことも悪いこともあるのが普通ですが、会社の業績回復に自分が消耗しては元も子もありません。

業績が上向く可能性があるなら頑張ることも大切かもしれませんが、長らく業績が悪い場合は職場から逃げた方が良いかもしれません。

悪いウワサはさまざまなところから漏れ出します。「自社の業績が悪い」というウワサを耳にするようになったら、仕事を辞めて逃げることも検討しましょう。

心身に悪影響が出ている

仕事が原因で自分の心身に悪影響が出ている場合は、早く辞めて逃げるべきです。

過度な仕事のストレスで起こる症状には、以下のようなものがあります。

【心身が限界に近いサイン】

  • 不眠が続いている
  • 仕事でミスを繰り返す
  • 強い孤独感に襲われる
  • 食欲不振もしくは過食になる
  • 無気力で何も楽しいと感じなくなる
  • 感情がコントロールができなくなる

このような症状に心当たりがある人は、休職や転職などでまずは今の職場からできるだけ距離を置きましょう。

無理な我慢を続けると、長期にわたって自分の心身に影響が出ることもあります。

あくまで、早期治療が大切です。

自分で悩み続ける前に相談を

仕事の悩みについては、自分で悩み続ける前にまず誰かに相談することが大切です。

職場の同僚や家族、友人に相談できると気持ちが楽になりますが、周囲の人に打ち明けにくいという方は外部の相談窓口を活用しましょう。

厚生労働省の各種相談窓口を利用すれば、仕事に関するさまざまな悩みを第三者に相談できます。(匿名で相談することも可能です。)

仕事を辞める逃げ癖を直す具体的な方法

小さな習慣から見直す

仕事を続けていくためには、習慣の力に頼るのが効果的です。

イチローが毎日同じカレーを食べていたり、スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたという話はあまりにも有名ですね。

このように習慣によって仕事以外のことを固定化していくと、仕事に意識を集中しやすくなります。

「朝ごはんを減らす」「毎日決まった時間に寝る」など、小さな習慣から改善していきましょう。

小さな習慣を改善していけば、仕事に対する向き合い方も一定になり、逃げ癖から続ける癖に変えていくきっかけを得られるでしょう。

趣味を少し極端にする

仕事を辞める逃げ癖がついている人は、継続や目標設定の力をつけることが効果的です。

直接仕事でそれらの力をつけることができるよう、まずは趣味を少し極端にすることから始めてみましょう。

【趣味を極端にする例】

  • 読書が趣味なら、感想をまとめて発信してみる
  • ゲームが趣味なら、自分でゲームを作ってみる
  • ランニングが趣味なら、フルマラソンやトライアスロンに挑戦する

そもそも趣味がないという人もいるでしょう。

そのような人は、ぼーっとするのが趣味だと考え、毎日数十分瞑想をしてみるというのはどうでしょうか?

サピエンス全史で有名な歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、毎朝2時間瞑想をしているといいます。

ぼーっとすることでさえ、突き詰めると継続や目標設定になり得ます。

メンタルクリニックを受診する

逃げ癖という思考や行動の傾向ではなく、そもそもの心に疾患があるという場合もあります。

例えば、「仕事のプレッシャーを恐れるあまり、その状況を避けようとして会社に行けない」というように、日常生活に支障が出ている場合は、不安障害という心の疾患として治療の対象になります。

何となく行きづらい気持ちや行ってもいいか分からない気持ちがあるかもしれませんが、「念のために行ってみよう」くらいの気持ちで受診しても大丈夫です。

心の状態が原因となって逃げていると思われる場合は、まずメンタルクリニックを受診して健全な心の状態を早く取り戻しましょう。

運動習慣を身につける

最近は筋トレブームもあって、運動習慣を身につけることの大切さが話題になることが多いです。

実際、運動習慣を身につけるとさまざまな効果があります。

【運動習慣の効果の例】

  • メンタルヘルスが改善する
  • 体型が変わって自信がつく
  • 運動の成功体験が達成感・自己肯定感を生む

これらは、逃げ癖を直す上でもかなりプラスに働きます。

世の中のビジネスエリートの多くがが運動習慣を身につけていることも、仕事へのプラスの効果を示唆しているでしょう。

即効性のある方法で仕事を辞める逃げ癖を直したい方は、ぜひ運動習慣を取り入れてみてください。

副業や起業を経験する

かなりの荒療治ですが、副業や起業を経験することで仕事観そのものを変えるという方法です。

副業や起業をすると、会社の看板を使わず自力で稼ぐことになり、今まで会社がやってくれていた経理や財務処理も自分でやることになります。

会社に守られていた状態から、自分でやるしかない状態に変わります。

逃げるのではなく、やるしかなくなる。だからこそ仕事観そのものが変わっていきます。

また、会社という存在のありがたさを自覚できるため、所属している会社に対して今までとは違った見方をできるようになるでしょう。

それでも仕事を辞めて逃げたいときは?

労働環境サポーターの退職代行

それでも仕事を辞めて逃げたいときは、退職代行を活用して仕事を辞めましょう。

自分で辞めるとなると、

  • 退職する理由
  • 希望する退職日
  • 自分が関わっている業務の状況
  • 引き継ぎのスケジュール

などさまざまなことを、会社と詰めていく必要があります。

逃げたいという心理状況でこれらを行うのは、精神的にきついです。

退職代行に依頼することで、このような調整をすべて代わりに引き受けてもらうことができます。

労働環境サポーターは、退職代行と未払い残業代請求を一緒に行うことで、退職代行が実質無料になるサービスです。

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監修者

 畑井・松原法律事務所

畑井・松原法律事務所

畑井・松原法律事務所は「誠実であること」「実務家であること」「新しい事に取りくむこと」という 3つの理念のもとに生まれた法律事務所です。
専門性を追求しながら、新しいことにも積極的に自らチャレンジしていく新しい法律事務所として継続的な成長を目指しています。

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