シャボン玉の樹バージョン２

『シャボン玉の樹バージョン２』は、赤・青・黄・白の水彩絵の具で最初描きました。

ただ、赤・青・黄・白の水彩絵の具と言っても、複数の赤・青・黄・白の水彩絵の具を使いました。

絵の具はメーカーによって色合いがだいぶ異なっており、オリジナルを大事にするため、複数の赤・青・黄・白の水彩絵の具を使うことにより、よりオリジナルの色を追求しました。

また、今回は一部、黄緑と紫の絵の具を使いました。

水彩絵の具の性質として、混ぜれば混ぜるほど色が濁ってしまいます。

明るい色彩を保つために黄緑と紫の絵の具を使用しています。

黄緑は、黄色と緑を混ぜたもの、黄緑の絵の具を使ったものの二つを用いました。

紫に関しては、赤と青を混ぜた時、濁ってしまうために、紫の絵の具を使いました。

私は明るい絵を描くことを目標の一つに置いており、観た人の気持ちを晴れやかにさせることを目指しています。

様々な絵の具がありますが、私はオリジナリティーを大事にしており、独自の色を配合して描いています。

また、下書きはあえてしていません。

下書きをせずに自由に描くことでより豊かなイメージを絵に載せることができます。

下書きをしていないために、どんなに淡い色彩で描いても、鉛筆跡が見えません。

ワインの豊潤な香りを楽しむように、『シャボン玉の樹バージョン２』の淡さを楽しんで頂ければと思います。

シャボン玉はただ丸を描いているわけではありません。

良く観えるために様々な工夫をしていますが、その方法を書くとまねされてしまうため、
ここでは書きません。

『シャボン玉の樹バージョン２』は黄色がアクセントになっており、以前書いた『シャボン玉の樹』とはまた趣きが異なっています。

どちらも大事な絵なので、ぜひ見比べて観て頂き、貴方の好きな絵を探してください。

観る人を明るい気分にさせる『シャボン玉の樹バージョン２』を飾って、雨上がりの虹を観た時のような爽やかな感動を味わってみませんか？

ぜひ、採用のほど、よろしくお願いいたします。

作家名地球勝紀

地球勝紀と申します。歌を天に昇る龍の咆哮のように響かせ、絵を愛する人への恋文のように綴り、小説を交響曲のように重厚に奏でるプロのアーティスト志望の精神障碍者です。大げさな自己紹介でしょうか？大げ...

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