アニメ化してさらに人気が上がった『葬送のフリーレン』は、ヒンメル達が魔王を倒した後から物語がスタートします。
勇者・ヒンメルは、漫画1巻第1話で亡くなり、お葬式も行いました。
ヒンメルは、ナルシストな面もありますが、強さや正義感を持ち合わせている勇者。
亡くなってしまったヒンメルの生まれ変わりはあるのでしょうか?
結論から言うと、ヒンメルが生まれ変わる可能性は低いでしょう。
ヒンメルは生まれ変わる?
ヒンメルが生まれ変わって再登場する可能性は低いと推測します。
理由として、『葬送のフリーレン』は、仲間達の死を受け入れながら、物語が進んでいきます。
ここで生まれ変わることが可能になると、死の重さが変わってしまうでしょう。
また、『葬送のフリーレン』は、ヒンメルの死が根底にあります。
フリーレン達が目指している場所は、オリオール(魂の眠る地)です。
もしもヒンメルが生まれ変われば、魂はどこにもない状態になり、フリーレンが旅に出ると決めた目的も無意味になってしまうでしょう。
ヒンメルは何歳で亡くなったの?
漫画1巻第1話より、ヒンメルは寿命を全うし、老衰により76歳で亡くなっています。
フリーレンにとっては「たった10年」ですが、ヒンメル達からすれば「長かった10年」。
しかし、ヒンメルの葬式時に涙を流したフリーレン。
あまり表情を変えないフリーレンにとって、貴重なシーンです。
フリーレンは長寿な種族のため、ヒンメル達との旅は短いものだったと思うだけでした。
しかし、ヒンメル達との旅を思い返すと大切な存在だったと気づきます。
フリーレンは、ヒンメルの死を経たことで、人間のことをもっと知りたいと思い旅に出ました。
ヒンメルはフリーレンの人生にに大きな影響を与えました。
ヒンメルとフリーレンの恋愛模様は?
ヒンメルは、フリーレンに対し特別な感情を持っていましたが、フリーレンには伝わりませんでした。
ヒンメルがフリーレンを大切に想っていたことが、言動からわかります。
旅をしてきた各地に自身の像を作ったのも、フリーレンをひとりぼっちにしたくない思いが込められています。
また、ヒンメルがフリーレンをパーティーに誘わなければ、フリーレンはずっと孤独だったでしょう。
フリーレンに対するヒンメルの行動はひとつひとつ愛に溢れていますね。
鏡蓮華の指輪
漫画第4巻第30話にて、ヒンメルがフリーレンに鏡蓮華の指輪をプレゼントしています。
ヒンメルが討伐のご褒美に、フリーレンの好きなものをプレゼントしようとしましたが、フリーレンが適当に選んだものが鏡蓮華の指輪でした。
鏡蓮華の花言葉は「久遠の愛情」です。
回想シーンで、ヒンメルが鏡蓮華の指輪を見て、一瞬驚くも少し切ない表情に。
すると、ヒンメルは、フリーレンの前に跪き、フリーレンの薬指に鏡蓮華の指輪をはめました。
ヒンメルの反応から、鏡蓮華の花言葉を知っていたのでしょう。
プロポーズのような素敵なシーンですね。
蒼月草(そうげつそう)
蒼月草は、ヒンメルの故郷の花です。
フリーレンが「お花畑を出す魔法」を披露した時、ヒンメルは蒼月草で花冠を作り、優しい表情でフリーレンの頭にそっと花冠を乗せました。
そして真剣な表情で、「いつか君にみせてあげたい」と話します。
このヒンメルのセリフが「遠回しなプロポーズみたいだ」とファンの間で話題となりました。
ヒンメルはどんな人?
ヒンメルは、フリーレンとアイゼン、ハイターとともに10年を経て魔王を倒した勇者です。
名前 | ヒンメル |
役職 | 勇者 |
種族 | 人間 |
ヒンメルの性格は
- 右目の泣きぼくろがチャームポイント
- ナルシストなイケメン
- 困っている人を放っておけず、各地で小さな人助けをしていた
- お調子者でノリが軽いところもあるが、強くて優しい
ヒンメルが最高の勇者だったことがよくわかりますね。
【まとめ】ヒンメルが生まれ変わる可能性は低い
既に亡くなっている勇者・ヒンメルが生まれ変わる可能性は低いでしょう。
『葬送のフリーレン』は、生と死をテーマにしているため、簡単に転生させることは難しいと推測します。
ヒンメルは本当に素敵な勇者で、フリーレンに大きな影響を与えました。
オリオールで、フリーレンがヒンメルの魂と出会えるのが楽しみですね。