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  • 2020年10月26日

【SDGsな人々#20】 快適な空間を植物でデザインする 株式会社グッドグリーン 西澤正文さん

「日々の空間を、もっと快適に」

今回は、オフィス・病院・介護施設・店舗などの施設に観葉植物等をお届けし、メンテナンスを提供するだけでなく、施設にいる人々の気持ちや居心地も考え、人々が快適な日々を過ごせるような良い空間をデザインすることを目指す株式会社グッドグリーンの西澤正文さんに展開するサービスや、SDGsへの取り組みについてお話を伺いました。

快適に働けるオフィスの演出

———創業からの成り立ちや、事業内容を教えてください。

 創業は2016年7月です。

僕が前いた会社は社員の平均年齢が20代と若かったことや、社内イベントが頻繁にあったことなどもあり、皆仕事が大好きで離職率の低い職場でした。しかし、日本の会社の多くは中小企業がほとんどで、社内イベントや福利厚生の充実が遅れていたり、オフィス環境を良くするようなサービスにまで気を配ることができていないという現状があります。

多くの人は働く時間のほとんどを会社で過ごします。私自身も会社で働く身だからこそ、会社で働く人が快適に過ごせるお手伝いができるサービスを作りたいと思いました。色々なサービスがある中、前の職場に観葉植物があったことを思い出し、グリーンの貸し出しサービスに注目しました。

前いた会社の植物の手入れ費用などは、他の社員に聞いたところ月々結構な費用がかかっていたそうです。その話に興味を持ち、様々な観葉植物について調べました。観葉植物の原産地である九州にも行って生産者に観葉植物の値段を聞いたところ、実は観葉植物はとても安いということが分かりました。それならばもっとお手頃な値段で、会社や施設などだけではなく、個人宅にも綺麗な観葉植物をお届けできるようなビジネスができるのではないか、と思いこの事業を立ち上げました。

元々は証券を扱う会社や、コンサルの会社で働いていて、この分野に詳しいというような強みが自分にはあまりありませんでした。だから初めは「これじゃなきゃいけない」というものがなく、たまたま目をつけたものがグリーン・観葉植物だったのです。

———創業されて4年、他社との違いはなんでしょうか?

金額設定や使い勝手の良さが全然違います。我々のポイントは料金設定がリーズナブルということもありますが、サービス対応に力を入れていますので、他社と比較してスピード感や顧客対応力が優れていると自負しています。

———このサービスをはじめて、嬉しかったエピソードはありますか?

「職場の雰囲気が変わりました」という意見を、初回搬入の時や観葉植物を導入して間も無い時期にお客様からたくさん頂戴します。そういう声を聞くと本当に嬉しいですね。

植物って生きているから空間に椅子などを置くのと一味違うのです。植物もインテリアとして捉えることもできますが、やっぱり植物には癒しの効果があります。

植物を届けた時にみんなが集まってきて写真を撮ってくれたり、植物を楽しんでいる様子を目にするとやってよかったなって心が温まります。

———創業されてから大変だったことや苦労されたことはありますか?

日々どうしたらもっと多くのお客様に我々のサービスが届けられるのか、というのを考えなくてはならないのが、やはり大変ですね。

ありがたいことに、弊社は解約率が1%となっていて、サービス自体にはとても自信があります。ですが、最初の1回、うちのサービスを使ってもらうまでの「ファーストステップ」を作るというのが1番苦労します。

通常であれば、3ヶ月解約できないとか1年間解約できないなどという縛りがあるのですが、私たちのサービスの場合いつでも解約できるようになっています。何故いつでも解約出来るようにしているかというと、お客様が満足して使って頂いている限りは解約されないというのを知っているからです。それくらいサービスには自信を持ってやっています。

快適に過ごす=心と身体の健康に繋がる。

———御社でSDGsについて意識して取り組まれたり、活動されていることはありますか?

昨今のコロナ禍でリモートワークを推奨する企業が増えてきてはいますが、中小企業のほとんどの人は未だに出社をしています。そうすると会社の中で多くの時間を過ごさなくてはならない。そのような場面においてグリーンを取り入れることで効果の1つとして、緑は視界にもたらす癒しの効果というものが大きく、また心の癒しにもつながり、働く皆さんの健康的な面でプラス作用をもたらしていると思っています。

これは、SDGsの目標でいう#3「すべての人に健康と福祉を」や、#8「働きがいも経済成長も」に貢献できていると考えています。

———本業の事業以外でそのほかに何か会社で取り組みたい社会課題や、意識していきたいことはありますか?

農家や生産者に対して、彼らが持続的に経済活動・事業活動ができるような仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。生産者さんがいて市場があり、僕らのような小売店やレンタル会社などがあります。

高度経済成長時のような「作れば売れた」という時代は終わり、少子高齢化で働く人も減っている世の中です。その中で、どういうところに、どういうニーズがあるのかという情報を生産者に届ける仕組みを作れないか、生産者も含め、業界全体が利益を分配して儲かっていくような商流を日々考えています。

また、弊社の名前は「グッドグリーン」ですが、会社や施設の働く環境を良くするのが私たちの目標なのでグリーンにこだわる必要はないかなと思っています。

 普段自分たちで植物を配送しているのですが、他のものを自分たちの手で届けることも可能なんですね。だからこそグリーンだけでなく会社や施設の環境をよくするものを総合的に届けられるようになることも一つの目標かな、と考えています。

このような事業をやるとしたら全てを自分たちでやるのではなく、別の配達をしている企業と組むなど、お互いに協力することも良いことだと思います。同じような事業をしている方と協力して事業を発展させることもいいかな、と思いますね。職場環境を改善するBtoB向けの総合商社みたいなことができたら面白いですよね。

サステイナブルなビジネスを日々模索しています。

情報の選択と、自分で考えることの重要性

———今のコロナ禍や、地震や災害も多い昨今、持続的に事業を続けていくことにおいて何が一番大切だと思いますか?

二つあると思っていて、一つ目はファクト(事実)を集める能力を持っていること、二つ目は自分の頭で考える癖を持っていることだと思います。

今はSNSやテレビ等いろんな手段があるので情報はたくさん入ってきますが、信頼できるところから、きちんと情報を得ることだと思います。

コロナにおいても同じでどの数字がちゃんとした数字なのかというデーターをひとつひとつ確認することが大事だと思います。

そして、情報を鵜呑みにするのではなく「本当にそうなのか?」と一度疑ってみることも必要だと思います。

自分の頭で考えれば「普通そうだよね」ということも、多くの人が主張している真偽のはっきりしない意見に飲まれてしまうことが多いです。そうではなく自分の頭でしっかり考えることが大切だと思います。

※アイキャッチ、並びに本文中の写真の一部は一般社団法人オフィスの広場 【気になるこの人!】  よりご提供頂きました。

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